短期間で筋力アップが期待できるインターバルトレーニング

体力づくりのために、短期間で筋力や心肺機能をアップさせたい方は、インターバルトレーニングがおすすめです。

インターバルトレーニングは、強度の高い運動と強度の低い運動を交互に繰り返しながら行う運動ですが、自分の体力に合わせたトレーニングメニューで行うのがコツです。

インターバルトレーニングとは?

インターバル(interval)とは「間隔」という意味で、インターバルトレーニングとは強度の高い運動と強度の低い運動を交互に繰り返しながら行う運動を指します。

一定の強度で行うトレーニングに比べ、インターバルトレーニングの場合は、短期間で筋力アップや心肺機能の強化が期待できます。

長距離走やマラソンのほか、さまざまなスポーツのトレーニングに取り入れられていますが、簡単なインターバルトレーニングなら、自分で計画を立て、日々の体力づくりに活かすこともできます。

例えばランニングの場合、3分ほど速いスピード(全力疾走の80%くらいの速さ)で走り、次に3分ほどゆっくりとしたスピードで走ります。

これを3セットから5セット行うだけで、1時間以上ランニングした時と同じくらいの運動効果が得られます。

慣れて来たら時間や距離を調整するなど、自分の体力に合わせたトレーニングメニューで行ってみてください。

インターバルトレーニングの注意点

インターバルトレーニングは、短期間で筋力アップが期待できますが、思わぬケガや事故につながることがあるので、注意が必要です。

特に強度の高い運動をするときには膝や腰に大きな負担がかかるため、トレーニング前には十分なウォーミングアップを行うようにし、トレーニング後はしっかりとクールダウンしてケアをしておきましょう。

トレーニング中は水分補給を忘れずに、「きつ過ぎる」と感じたら無理をせずにペースダウンしましょう。

また、トレーニングメニューは体力や体調を考慮して取り入れるようにし、疲れが残るようなら練習量を押さえたり、翌日は休むなどの工夫が大切です。