ご飯・みそ汁・漬物は最高の組み合わせ

和食の基本とも言える、ご飯・みそ汁・漬物の組み合わせは、栄養バランスから見てもとても優れています。洋食のメニューに比べると華々しさはありませんが、炊き立てのご飯に季節の野菜を入れたみそ汁と、昔から保存食としても重宝されて来た漬物は、日本人にとって最高の組み合わせと言えます。

ご飯とみそ汁との相性

ご飯は、それだけでも多くの栄養素を含んでいます。エネルギー源となる炭水化物を中心に、ビタミンやミネラル、食物繊維なども含んでいるため、朝食にご飯を食べると活動モードに入りやすくなります。

また、身体のあらゆる組織を作っているタンパク質も含まれていますが、米に含まれるタンパク質は体内ではあまり利用されません。
それは、タンパク質を作っている20種類のアミノ酸のうち、「リジン」というアミノ酸が少ないためです。リジンは、体内で作り出すことができない必須アミノ酸のうちのひとつなので、食品から摂取するしかありません。

このリジンを多く含んでいるのが大豆食品です。そのため、大豆から作られた味噌を使ったみそ汁には、リジンが多く含まれ、ご飯に不足しているアミノ酸を補うことができます。また、魚のカツオにもリジンが含まれているためカツオだしで作ったみそ汁なら、さらに理想的です。

ところで、大豆食品にはリジンは多く含まれているものの、同じく必須アミノ酸であるメチオニンが少ないという弱点があります。しかし、米にはこのメチオニンが豊富に含まれています。

ご飯とみそ汁を組み合わせることによって、それぞれが欠けているところを補い合うことができ、骨や筋肉、血液、内臓などの身体の組織を作っているタンパク質が効率的に作られるようになります。

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ご飯とみそ汁と漬物の組み合わせのすばらしさ

ご飯とみそ汁に漬物をプラスすると、さらに多くのビタミンやミネラル、食物繊維を摂取することができます。
漬物の多くは熱を加えずに作られるため、野菜の豊富な栄養素がそっくりそのまま含まれています。

さらに、塩漬けやぬか漬け、キムチなどは発酵するため、乳酸菌を一緒に摂ることができます。乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やす働きがあり、アレルギーを防いだり、免疫を強化して色々な病気にかかりにくくします。

昔の人は、食品の成分まで考えて食べていたのかどうかはわかりませんが、日本人の食卓では最もポピュラーなご飯とみそ汁と漬物の組み合わせは、栄養学的にも非常に優れていると言えます。

ただし、漬物はできる限り手作りにするか、または合成添加物の少ないものを選ぶようにしてください。
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