喉の痛みや痰が出る時にパイナップルのジュースを飲むと良い

風邪をひいて のどが痛んだり痰が出てなかなか治らない時には、パイナップルジュースを飲んでみてください。

パイナップルに含まれる成分が、のどの炎症を抑え痰を出しやすくしてくれます。

生のパイナップルを食べると、口の中がヒリヒリすることがありますが、それは「ブロメライン」という強力な「タンパク質分解酵素」の作用によるものです。

このブロメラインには、炎症による腫れや痛みを軽減したり、痰を分解して排出しやすくする働きがあり、慢性気管支炎等の治療薬にも使われています。

また、パイナップルにはビタミンA、ビタミンCのほか、マグネシウム、マンガン、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれているため、体力をつけて免疫力を強くし、風邪を撃退するのに役立ちます。

ただし、ブロメラインは60度以上の加熱により活性を失うとされているので、生のままジュースにして飲むのがおすすめです。

口の中のヒリヒリが気にならなければ、パイナップルそのものをカットしてデザートとして食べても効果があります。

市販のジュース類では、1度加熱処理されている濃縮還元ジュースなどは、殆ど効果がありません。できれば、ストレートタイプの果汁100%と表示されているものを選びましょう。