体力づくりにはウォーキングとランニングのどちらがいい?

ウォーキングもランニングも優れた有酸素運動ですが、足の筋肉を使うので体力づくりにも役立ちます。

しかし、短期間に体力をつけたい人にはランニングが、じっくりと時間をかけて体力をつけたい人には、ウォーキングがおすすめです。

 

短期間に効果が出るのはランニング

ランニングは片足ジャンプを連続して行う運動で、ふくらはぎや太ももの筋肉がよく使われます。

ウォーキングより運動強度が高く、筋肉がつきやすいため、短期間で体力がついたことを自覚することができます。

ランニングの運動の強さはウォーキングの約1.5~2倍程度になるため、人によっては「キツイ」と感じ、継続することが困難になってしまうことがあります。

特に高齢者や運動が苦手な方にとっては、ランニングによる体力づくりは難しいかもしれません。

 

継続しやすいのはウォーキング

ウォーキングは、運動の強度は低いものの、マイペースで楽に長時間継続できるというメリットがあります。

1回30分以上、週に3日以上のウォーキングを1ヶ月続けた場合、「少し体力がついたかな」と感じる程度なので、ランニングほどの短期的な効果は得られないかもしれませんが、2ヶ月、3ヵ月と続けるうちに徐々に体力がついてきます。

ウォーキングは、高齢者や運動が苦手な方におすすめですが、最初はウォーキングから行い、体が慣れて来たら、徐々にランニングへシフトするという方法もおすすめです。

 

ウォーキングとランニングを組み合わせる方法もある

ランニングはキツクて続かないという人でも、ウォーキングとランニングを交互に組み合わせることにより、効果的な体力づくりが可能になります。

1日30分程度を目安に取り組む場合、最初にウォーキングを10分、次にランニングを10分、最後に再びウォーキングを10分という形で行ってみてください。

ランニングは、誰かと会話が出来る程度のゆっくりしたペースで走るだけでも、ふくらはぎや太ももの筋肉が強化されます。

慣れてきたらランニングの時間を増やすなど、自分のペースで楽しく体力づくりを行いましょう。