玄米・こんにゃく・ごぼうを食べて腸の中をきれいにしよう

健康であるためには、腸内の環境をきれいにしておくことが大切です。

腸内が汚れていると、悪玉菌と呼ばれる有害な菌が増殖し、有毒ガスや活性酸素が発生するようになるからです。すると、食べたものが正常に消化されず、便秘を引き起こしやすくなります。

便秘の状態が続くと、腸の中に老廃物や毒素が溜まり、それが血液を通して全身に運ばれるようになります。その結果、ニキビや吹き出物などができたり、免疫力が落ちて病気にかかりやすくなります。

腸内をきれいにするのが食物繊維で、「玄米・こんにゃく・ごぼう」には、食物繊維が多く含まれています。

このような食品に含まれる食物繊維は、消化吸収されずに消化器官内を通過するだけですが、同時に腸内に溜まった老廃物や毒素を体外に排出する働きがあります。

その結果、腸内の悪玉菌が減少し、善玉菌と呼ばれる腸内細菌が増えてきます。

徐々に腸の中がきれいになってくると、食べたものの栄養素が身体の隅々まで行き渡るようになるので、肌荒れが改善し免疫力も上がってきます。

また、排便がスムーズになり、新陳代謝も活発になってくるので、アンチエイジング効果やダイエット効果も期待できます。

このように、全身の健康を維持するには、腸内の環境はとても重要です。

腸をきれいにする食物繊維は、玄米・こんにゃく・ごぼうのほか、海藻類、大豆、キャベツ、さつまいも、シイタケ、りんごなどにも豊富に含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。