顔にのせるホットタオルは熱すぎると逆効果に!

ホットタオル(蒸しタオル)を顔にのせると、毛穴が広がり肌の奥に入り込んだ汚れが落ちやすくなります。

また皮膚を温めたことにより、血行が良くなり新陳代謝が活発になるので、むくみやたるみ、シワなどの予防や改善効果も期待できます。

温めたタオルを顔にのせるだけなので、自宅でいつでも手軽にできる美容法としても人気ですが、タオルが熱すぎると逆効果になってしまうので注意が必要です。

軽いやけどのような症状が出て皮膚が赤くなってしまったり、熱で肌表面のバリア機能が破壊され肌荒れやニキビの原因になったり、乾燥肌が悪化してしまうこともあります。

このようなことを避けるためにも、ホットタオルは、体温よりもやや高い程度に温め、肌に触れたときに心地よく感じるくらいの温度にしましょう。熱すぎると感じるタオルを我慢して顔に当てていると、肌に負担がかかり過ぎてしまいます。

顔に当てる時間は目的によっても異なりますが、毛穴ケアやスキンケアをするなら3分程度、通常は1分から2分程度でも顔の血行が良くなり新陳代謝が活発になります。

また、冷めてしまったタオルをいつまでも顔にのせておいても、意味がありません。

ホットタオルは、電子レンジで30秒から〜1分ほど加熱して作ることもできますが、この場合熱くなりやすく、また冷めやすいという特徴があります。
お風呂の温度よりちょっと高めの湯にタオルを浸し、軽く絞って作る方法がおすすめです。

タオルを当てた後は、乾いたタオルで十分に皮膚の水分を拭き取り、肌が乾燥しないようにクリームなどでしっかりと保湿ケアをしておきましょう。