パンやめん類よりはご飯のほうが太らない
白いご飯は太るというイメージがあるため、ダイエットをする場合はパンやめん類に切り替える人が多いようです。
ところが最近は「お米ダイエット」が注目を集めているように、パンやめん類よりはご飯のほうが太らないということが一般に知られるようになって来ました。
炭水化物を何から取るか
毎日の食事で欠かせないのは「炭水化物・たんぱく質・脂質」の三大栄養素を含んだ食品です。
この中でも白米に多く含まれる炭水化物は、身体や脳のエネルギー源になるため、不足すると思考力や集中力の低下、低血糖症、疲れやすいなどの症状が表れます。
健康を維持するためには、炭水化物は毎日一定量摂る必要がありますが、何から摂るかという問題になります。
炭水化物を含む食品には白米のほか、パン、うどん、パスタ、中華めんなどがありますが、この中で一番太りにくいのが実は白米なのです。
パンやめん類よりはご飯を食べよう
「お米ダイエット」に注目が集まっていますが、白米の良さが見直され、ダイエット中はパンやめん類よりご飯を食べるようにしている人が増えています。
パンやめん類の原料は小麦粉ですが、小麦粉に水を加えてこねると「グルテン」というタンパク質ができます。
グルテンは食物に弾力や粘り気を出す働きがありますが、食欲を増進させる成分を含んでいるため、必要以上に食べ過ぎてしまうということが起こります。
さらに、小麦に含まれるでんぷん質は、血糖値を急上昇させ、インスリンの分泌を急激に増やします。
インスリンは、血糖値を下げるホルモンですが、あまった糖分を脂肪に変えて蓄えます。そのため、インスリンが分泌されればされるほど、太ってしまうということになります。
また、殆どのパンには、バターやマーガリン、砂糖、ショートニング、クリームなどを含んでおり、決して健康に良いものとは言えません。
反面、ご飯は水だけで炊けるので、不要な添加物は含まれていません。
また、粒状になっている白米は噛んで食べるため満腹感を感じやすく、消化吸収もゆっくりなので、すぐにお腹が空いて何かを食べたくなるということがありません。
健康的なダイエットをするなら、パンやめん類よりはご飯を食べたほうが効率的と言えます。