ウォーキング・ジョギング・ランニングはどう違う?

体力づくりや健康づくりに役立つウォーキング・ジョギング・ランニングですが、この3つには違いがあります。どう違うかを明確にすることにより、自分に合う体力づくりの方法が選びやすくなります。

ウォーキングとは?

ウォーキング(walking)は、歩くことであり、手軽にできる有酸素運動のひとつです。
常にどちらかの足が地面についた移動方法なので、走ることに比べ膝への負担は少なくなっています。

健康のために行うウォーキングは、散歩のようにただ歩くよりは、いくぶん速いスピードで1分間におよそ100歩くらい、体力づくりには1分間に120歩くらいが適しているとされています。

ウォーキングは、全身の血行が良くなる、足腰の筋肉がつく、生活習慣病が予防できる、ストレスが解消する、肥満を予防できる、骨が丈夫になるなどの健康効果が期待できます。

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ジョギングとは?

ジョギング(Jogging)とは、ゆっくりした速さで走ることを指します。
両足が地面から同時に離れる瞬間がある移動方法を「走る」としていますが、ジョギングはスピードはゆっくりでも、短いジャンプを繰り返していることになるので、ウォーキングに比べ足腰にかかる負荷はいくぶん高くなります。

ジョギングの場合、スポーツの準備運動としても取り入れられていますが、速く走ることが目的ではなく、1kmを10分前後で走ることがひとつの目安となっています。

ジョギングは、基礎体力アップ、筋力や持久力の向上、脂肪燃焼効果、血糖値のコントロール、美肌作り、便秘の解消、ストレス解消、免疫力アップなどの健康効果が期待できます。

 

ランニングとは?

ランニング(running)とは、ジョギングよりも速いスピードで走ることを指します。
一般にスポーツ競技やマラソン大会などの出場を目的とした運動で、より速く、より長い距離を走ることを目指しています。

ジョギングの場合は、1kmを10分前後で走るのが目安ですが、ランニングの場合は1kmを5分以内で走るのが目安になります。

ランニングは、筋力や持久力のアップ、ダイエット効果、血行促進による美肌効果、デトックス効果、睡眠の質の向上、脳の活性化などの健康効果が期待できます。