こんにゃくのデトックス効果とは?

こんにゃくは、成分の約97%が水分のためカロリーは殆どありませんが、食物繊維を豊富に含んでおり、老廃物や有害物質を排出して腸の中をきれいにするデトックス効果が期待できます。

1989年に、「こん(5)にゃ(2)く(9)」の語呂合わせから、日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会により、5月29日が「こんにゃくの日」と定められましたが、日ごろからお腹の中をきれいにしておくためにも、意識してこんにゃくを食べるようにしてみてください。

こんにゃくに含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維の「こんにゃくマンナン(グルコマンナン)」というもので、胃や小腸では消化されませんが、腸内を移動しながらたまっていた老廃物や有害物質を吸着して排泄を促し、きれいにします。

そのため、昔からこんにゃくは「胃腸のほうき」とか「お腹の砂おろし」などと言われてきました。

また、腸に入った食物繊維は、乳酸菌など善玉菌の良いエサになって活動を活発化し、悪玉菌の活動を抑えるので、便秘改善になるほか大腸がんや大腸ポリープのリスクを軽減させる働きがあることも知られています。

低カロリーのため、肥満防止にもなるこんにゃくは、生活習慣病の予防にも役立ちます。