長時間のテレワークで腰が痛い・腰痛を防ぐにはどうしたらいいか
通勤しなくて済むテレワークは楽だけど、長時間の作業で腰が痛い!腰痛を防ぐにはどうしたらよいかと悩む人が増えています。
このような腰痛の主な原因は、長時間同じ姿勢で作業することによる、腰の筋肉と背中の筋肉の疲労によるものです。
では、テレワークによる腰痛を防ぐにはどうしたらよいか?・・・対策として次のようなことを心がけてみてください。
時々立ち上がってストレッチをする
長時間座った姿勢を続けていると、腰や背中の筋肉が固まり、血行も悪くなっています。
時々立ち上がって、簡単なストレッチをしましょう。
両手を挙げて伸びをするだけでも良いし、首や肩を廻したり、足踏みをするだけでも、凝り固まった筋肉がほぐれ、血行が再開し、腰痛を防ぐことができます。
ストレッチは30分に1回ほど、トイレに行くついでに、あるいはお茶を飲むついでに行うのもおすすめです。
作業用の机と椅子を工夫する
多くの家はもともと「仕事をする場所」として設計されておらず、オフィスにあるような家具も揃っていません。
中でも長時間の作業に重要な役割を果たすのが机と椅子ですが、ダイニングテーブルに折りたたみの椅子、畳の上のローテーブルに座椅子といった状況では、やはり腰や背中、お尻などが痛くなります。
机と椅子の高さや固さなど、できる限りオフィスで使用しているものに近づけるよう、工夫しましょう。
クッションを使用する
長時間の座り作業で腰に負担をかけないためには、座ったときに背骨が自然にS字を描くようにし、骨盤を立ててることが大切です。
さらにお尻全体が椅子の座面につくように座れば、腰への負担が少なくなり腰痛の予防になりますが、その理想的な形をサポートするのがクッションです。
クッションの素材はさまざまなものが販売されていますが、体の動きに合わせて形状が変化する「低反発ウレタンクッション」、押した時の柔らかさが抜群な「ビーズクッション」、弾力性と復元力に優れた「フェザークッション」などがおすすめです。
また、長時間座っていても蒸れにくく、体圧が分散されるので疲れにくいと評判の「ゲル素材のハニカム構造クッション」も人気上昇中です。
クッションの形状は、通常の「平タイプ」と、理想的な姿勢を保つために独特な形をした「曲線タイプ」があるので、目的に応じて選んでみてください。