老化を遅らせるアンチエイジングとは?

誰にでも訪れる老化現象。

しかし、何歳になっても若々しい人と、若いのに高齢に見られてしまう人とがいます。

そして、いつまでも若々しい人の多くは、アンチエイジングを意識した生活をしています。

老化は避けられなくても、老化のスピードを遅らせることはできるのです。

 

アンチエイジングの意味

アンチエイジング(Anti-Ageing)の「アンチ」とは、「反対の~」「~でない」という意味で、「エイジング」とは、「加齢」や「老化」を意味します。

直訳すると「抗加齢」とか「抗老化」という意味ですが、具体的には「若々しく生きる」「老化に立ち向かう」ということになります。

アンチエイジングは、何歳からでも取り組むことができますが、30代、40代の頃から取り組めば、10年後、20年後には、何もしない人に比べ若々しさにはっきりとした差が出る可能性はあります。

また、50代、60代、70代になってから始めた場合でも、心身ともに明るく前向きになり、老化を遅らせることができます。

 

アンチエイジングは、身体と心の両面から

アンチエイジングを意識した生活をすることにより、老化のスピードを遅らせることができますが、身体面ばかりではなく、心の健康を保つことも若々しさを保つことにつながります。

身体のアンチエイジング

人間は誰でも40代、50代の頃から、身体的な老化現象が少しずつ現れて来ます。

顔のシワやたるみ、老眼、難聴や耳鳴り、薄毛や白髪、膝や腰の痛みなどのほか、「体力がなくなって来た」「疲れやすくなって来た」などの悩みも生じて来ます。

このような身体的な老化現象に対しては、食事内容を見直したり、毎日適度な運動をしたり、マッサージをしたり、サプリメントを飲んだりといった地道な努力がアンチエイジングにつながります。

心のアンチエイジング

精神的な老いは、心の持ち方でかなり防ぐことができます。

生きがいや夢を持ち、趣味を楽しんだり、目的を持って生き生きとした毎日を過ごすことが、心のアンチエイジングになり、また自然に身体のアンチエイジングにもつながります。

周囲の人と良好な人間関係を保ち、笑いのある生活をするだけでも、心のアンチエイジングになります。