1分間の片足立ちで50分のウォーキング効果

道具も何もいらず、いつでもどこでもできるのが、片足で立つだけという健康法です。

簡単そうに見えますが、片足立ちは両足立ちに比べて、2.75倍の負荷がかかります。

そのため、わずか1分間の片足立ちでも50分のウォーキング効果が得られます。

ダイエット中の方やロコモ予防にもおすすめの健康法です。

 

片足立ち健康法のやり方

片足立ち健康法は、次のような方法で行います。

  1. 両足を軽く開いて立った状態から、片方の足を地面から5~10cm程度持ち上げる
  2. そのままの姿勢で1分間、ゆっくりと呼吸しながら片足立ちをキープする
  3. 左右の足を交互に各3回行う

電車やバスを待っている時や、歯磨きをしている時など、気がついたときにいつでもできるのが、この健康法のメリットです。

少し、ふらふらするという方は、机や手すりなどにつかまってもOKです。

 

片足立ちの健康効果

わずか1分間の片足立ちでも50分のウォーキング効果が得られるため、これを毎日行うことにより、ダイエット効果が期待できます。

さらにウエストが締まって姿勢が良くなり、全身のプロポーションもよくなる傾向があります。

また、片足を上げることによって自然に股関節がゆるみ、骨盤の緊張がほぐされます。

その結果、全身の血液やリンパの流れが良くなり、栄養素の補給や老廃物の排出もスムーズになるため、肌がきれいになったり、冷えやむくみの解消にもつながります。

高齢になると、片足で立ち1分間キープすることが難しくなって来ますが、毎日継続して片足立ちを行うことにより、骨密度が上昇するほか、筋肉や関節、バランス感覚が鍛えられるため、転倒して要介護状態になることを防ぐこともできます。